令和4年12月
『とんがる』

汚い字で失礼します。
こんにちは。五代会計事務所の柳生です。今年も残すところ、あとひと月。コロナの影響はやや緩和してきましたが、戦争や為替変動による物価高等々、今年も中小企業にとって厳しい年でした。来年もきっとそうでしょう。ただ、厳しいのはいつもと一緒といった感じで、いつも通り、どうすればもっと会社が良くなるのか？を模索されている経営者の方々がいます。世界はどうであれ、自分がなんとかするしかない。というのが社長業。カッコイイですが、やっぱりとがった方が多い。特に業績のよい会社、長く続いてる会社(30年以上)の社長は、バランスがとれていない。特定の部分が突出している気がします。ただの偏見です。

まず、学歴が高くない方が多いです。高校卒業が多く、大学を出ていても世にいう一流大学は出ていません。二流三流大学を4年で卒業していない社長や、自称中学中退の社長もいます。容姿については強そうな方が多い。家庭を大事にしているかというとあまり家庭を大事にしていない様に見えます。様にです。そのため、奥様の評価はすこぶる低い。奥様には頭があがらないから、けっして奥様に口ごたえはしない。よって夫婦げんかはしないので、傍から見ると夫婦仲が良いように見えます。私は本当に良いと信じています。一方、仕事の部分になると常人より数倍尖っています。商売の勘がとてもよい。嗅覚がするどい。これからはこんな時代がくる。こんな商品がはやる。商品・サービスを時代の変化に合わせて変えている。いわゆる戦略立案能力に優れています。そして、人一倍仕事熱心で労働時間が長い。そのためにお客様から好かれ、良いお客様に恵まれている。その他にその社長に技術力がある。人を教育したり、指導する才にたけていたり、営業力がとび抜けていたり等突出しています。

変化の時代を生き抜くための「尖り」はいつの時代でも同じではないかと思っています。とんがる事で多少の支障はありますが、それぐらいの情熱が無いと続かないという事なのだと思っています。景気が良くてもつぶれる会社はあります。景気が悪くてもやる事は変わりません。常にお客様の求めるものを探し、提供する。すごくシンプルですが、難しい。変わりゆくお客様のニーズをしっかりつかみ、ずっと続く会社になって欲しいです。私はごくごく普通の人間ですが、経営者のお役に少しでも立てるように今年も残りの期間を頑張ります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます！！