■ただ「頑張って」も業績を上げることはできない。
右肩上がりの経済成長は終焉を迎え、低成長時代の時代に入りました。1999年には483.7万社(個人事業主を含む)あった企業等も、2018年には385.6万社となり、約20年で100万社近くが消滅しました。令和に入り、企業を取り巻く環境はさらに変わり、需要の停滞、人材確保の難しさ等々、厳しい状況が続いています。どの業界の、どの経営者も頑張っていますが、明暗はくっきりと表れ始めています。
ただ、そんな中でも業績を保ちつつ、さらには業績を上げていく企業もあります。共通していることは、『経営者が数字に強い』こと。数字を使って現状を分析し、環境変化に対応していける商品、営業体制、組織体制を構築し、そして従業員を巻き込みながら前に進んでいます。
これからの時代を生き残るためには、数字が必要です。現代の経営者に必要な数字の読み方、使い方、そして伝え方をこの会計塾でお伝えできるば、嬉しい限りです。
■数字に強くなった後、経営者が得られる3つのメリット
“業績を上げたいですか?”
この問いに“いいえ”と答える経営者はいないでしょう。
しかし、
“自社の1年間の成績表である決算書とじっくり向き合ったことはありますか?”
の問いに自信をもって“はい”と答えられる経営者の方々があまりにも少ないのが現状です。
毎期の決算書を自社の成績、赤字か黒字かの確認だけで終わってしまってはもったいないです。決算書の中にこそ業績を上げるためのヒントが隠れているのです。それを未来に使えないのであれば、会社経営がよくならないのは分かりますよね。
では、具体的に、分かるまで帰れない会計塾を受講し、数字に強くなった後、いかに経営者のメリットがあるかをお伝えします。
メリット1 今よりも金融機関からの信用が上がります。
自社の業績を金融機関に説明できていますか?
会計塾は自社の決算書を使います。その過程で受講された経営者は“なぜ、お金が増えているのか?・減っているのか?”、“なぜ利益が昨年より多いのか?・少ないのか?”等々の疑問を持ちます。そして、それがなぜなのか?それを次はどのようにして改善するのか?を学んでいきます。
でも、この疑問は、金融機関があなたへ毎年質問している事ではないでしょうか?それにちゃんと答えられていますでしょうか?現在の金融機関評価の80%は決算書の数字で決まります。残り20%は経営者です。
でも、未来の金融機関評価は100%経営者で決まります。自社の業績を、数字を使ってしっかりと説明でき、ここは貸しても返してくれると信用してもらいましょう。
メリット2 今よりも、業績が上がり、資金繰りが良くなります。
なぜ人間が月に行けたか、ご存じでしょうか?技術革新?宇宙飛行士の訓練の成果?すべて正解ですが、一番は『月に行く』と決めたことです。偶然、月に行くことはありません。散歩していて富士山に登ることもないはずです。『月に行く』、『富士山に登る』。すべては、そう決める所から始まるのです。
稲盛和夫氏も『具体的な目標を立てる』と説いています。我々が考える業績を上げるためにまずすべき方法は、目標を決める事。会計塾で2つのアプローチ方法に触れ、目標の立て方を学んで頂きます。
メリット3 今よりも、社員のモチベーションが上がります。
頑張っている経営者が、よく社員にいう言葉をご存じでしょうか?それは、『頑張れ』です。あなたはいかがでしょうか?私はお客様の所でよく聞きます。ニュアンスも含めて。
一方、言われた側の社員がどう思っているかというと、『頑張りますけど、じゃあ、何を、どれくらい、頑張ればいいですか? で、それを頑張ったら、私はどうなるんですか?』って思っているのをご存じでしょうか?このズレが本当に大きいのです。
経営者も社員もみんな、それぞれの能力、それぞれの考え方の中で、一生懸命に仕事をしている前提に立って、その問いに答えられる経営者になって頂きたい。そのための数字の読み方、使い方、伝え方をこの会計塾で学んで頂きます。
■講師紹介
本講座を務めます
五代会計事務所 代表税理士の柳生紘明です。
1985年生まれ A型 おひつじ座
月ごとの儲け・現預金の増減を確認し、経営者・幹部・社員とその業績について問題点がなかったか、その解決策、行動計画を一緒に検討。『数字を行動につなげる』の信念のもと、どのような根拠が経営者の判断に役に立つか模索し続けています。
分かるまで帰れない会計塾の累計参加社100社弱のうち、70%が黒字の会社。儲かっている経営者に選ばれる理由を分かるまで帰れない会計塾ですべてお伝えします。
【セミナー実績】
プルデンシャル生命保険株式会社、尼崎工業会、みなと銀行、尼崎信用金庫、JA兵庫六甲、会計事務所甲子園、観音寺商工会議所、みとよ青年会議所、自社開催他
■毎月の打ち合わせで一生懸命伝えていますが・・・・
五代会計事務所は、お客様との毎月の打ち合わせを『月次決算』と呼んでいます。その月次決算の目的は『数字に強い経営者になって頂く』こと。私たちは、お客様と共に学び、共に成長し、共に永続することを目指しています。
そんな中、この業界に入って数年がたった時に、私は一つの現実に気づかされました。
数字に強い経営者になってもらえない。毎月、いい話を聞けた。理解できた気がする。で終わっているという事実です。・・・・猛省しました。
私の伝え方の技術向上はもちろんですが、その原因を考えたときに、月次決算の時間だけでは『数字に強くなってもらう』ことはできないという結論に至りました。
五代会計事務所の月次決算は長くて2時間ですが、その間に、経理の不明点解消、業績報告、決算予測、税額予測、税金対策、設備投資計画、予実管理etcを経営者と確認していきます。いろいろ話す内容が多すぎて、数字に強くなってもらう時間が足りないのです。
本当は月次決算の時間だけで強くなって頂きたいのですが、それは難しい。で、あれば、改めて時間を用意し、がっつり経営者に必要な数字の知識を学んでもらおう。それが、この分かるまで帰れない会計塾です。
数字の読み方、使い方、伝え方は技術。時間を掛けなければ身につかない。
ご参加頂いた経営者が「いい話を聞けた。」で終わってしまわないように。“愚直な実践と数多の反復”をテーマに、技術習得を目指す課題実践型研修です。
理解することがゴールではありません。そこからがスタートです!!一緒に会社の『未来』を描いていきましょう!!
■セミナー内容
■★2025前期開催予定カリキュラム★
実際の経営で使える様に、2か月で全4回のコースにしました!!
*特徴*
①成果にこだわった少人数密着型
全4回の実践的なカリキュラム
少人数制(定員10名)にしているため、分かるまで講師や仲間と共にやりきるスタイル
参加者は経営者の方はもちろん、幹部の方、従業員の方などどなたでもOK!!
※ただし、本セミナーは実際に自社の決算書をご利用頂きます。ですので、それを見ることができない方はご参加頂くことはできませんのでご了承下さい。
②モデル企業の決算書を使った演習
例題企業の数字を使い、数値のツボを体得
③自社の決算数値を使った実践で、技術習得を目指す!!
自社の実際の決算書を使用するため実践に役立てることができます!!
④実践時に質問可能
分からないこと、今更聞けないと思うこと、大歓迎!!
分からないことは恥ずかしいことではありません!!
あなたの『恥ずかしい』が、他の参加者の勇気となり、知識となります!!
どんどん質問して下さい!!
*分かるまで帰れない会計塾の内容が役に立つ方*
・自分が下した経営判断に自信を持ちたい経営者
・自社が金融機関からどのようにみられているか知りたい経営者
・決算書がまったく役に立っていないと感じる経営者
・借入金が増えてきたと感じている経営者
・もっと利益を出したいと考えている経営者
・社員が思った通りに動かないと感じている経営者
・決算書の見方や使い方が知りたい経営者
・利益を出し続けているつもりなのに、お金が実際にたまっている実感がない経営者
*会費*
22,000円/4回 ※2回目以降の方は11,000円/4回
*注意事項*
実践重視、演習中心のセミナーのため事前に2期分の決算書をお預かりさせて頂きます。
【お預かりしたい決算書】
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貸借対照表BS
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損益計算書PL
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販売管理費明細書(販売管理費の一覧表)
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製造原価報告書(製造原価の一覧表)
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資本等変動計算書
です。法人税申告書、消費税申告書、勘定科目内訳書等は不要です。
全部でA4用紙5枚~10枚です。前期と前々期分の2期分です。
*場所*
観音寺商工会議所 2F 研修室
〒768-0067
香川県観音寺市坂本町一丁目1-25
【参加者の声】
・銀行マンが見るポイントの認識と自社評価
・銀行へのアンケートは驚いた。
・自社レベルと改善すべき点が分かった点。
・決算書を見る前と見た後では会社に対するイメージが変わった。あらためて自社を見直すよい機会になりました。
・すごい勉強になりました。
・決算書の内容を一つずつ理解していくと、少しずつですが楽しく感じるのに驚いています。
・決算書の分析、金融機関に対して今まで何を知りたいのか分からなかったが、今日の勉強会で良くわかりました。数字 → 行動の繰り返しで有る。
・すべて良かったです!!今後の経営が楽しみになる話ばかりでした。
・決算書から銀行に対して会社の業績の説明をできるようになりたいと思いました。
・数字の大切さが分かった。自社の会社の点数が低かったので、その理由をもっと掘り出して行きたいと思いました。銀行の方が話している事を良く聞こうと思いました。
・金融機関のみなさんが見ているポイント。査定の計算方法、BS、PLの意味。自社の指標。前々期と前期を見比べる機会が出来た!!
・気づき:数字の読み方が分かってきた気がします。
良かった点:決算書の見方を教えてもらえて勉強になりました。
・数字の見るべきポイント、意味付けのイメージが少しもてたこと
・まさに今、決算書、数字の大切さを実感いたしております。改めて今日は、復習の意味を込めて自社に置き換え、自分のおかれている立場を再認識して、がんばっていこうと思いました。とてもわかりやすく勉強になりました。
・私自身がまだ決算書を見たことがなかったので、初めて見たと同時に、弊社の財務状況などをある程度細分化してみることが出来たのが良かったです。また、銀行員のアンケート結果も非常に興味深かったです。
・決算書の見方にふれてよかったと思います。
・決算書を初めて真剣に見た様な気がする。数字を見て行動をしていきたいです。
・決算書の見方を一から説明して頂けた点。自社の決算書を使い、説明して頂けた点が非常に分かりやすかったです。何か質問があれば、講師の方やサポートの方がすぐ駆けつけてくれる点も良いと思います。
・前回も参加させて頂いたので、いけるかと思いましたが、すぐに忘れてしまっており、繰り返し繰り返しする事が必要で有ると感じました。毎回、私達の為に沢山の資料や準備を有難うございます。
・感覚で前期不調と分かっていた。その理由がきっちり把握できた。格付けは初めてみれてありがたかった。
・決算書の見方を改めて勉強できてよかった。
ムービーが良かった。朝礼から見たらテンションが上がりそうです。
・柳生さんが元気!!で、進行がうまい。
・気づき:前々期と前期の決算書の転記は違う部分が非常に分かりやすく、気づく部分が多かっ た。
良かった点:金融機関の方が何を見ているのか知れたこと、自社がどう見られているのかが、見える化できたことが大変勉強になった。
・目標設定の為の逆算は、私も日々の行動等、様々な事例に活用したいと思います。
・MQ会計は知っていましたが、流して聞いた程度で身になりませんでしたが、今回で良くわかりました。本日は急な打ち合わせで開始時間に間に合いませんでしたが、自宅学習したいと思います。
・先日、初めて会社の決算を公開しました。お話の通り、社員の反応がうすいと感じました。最後にお話をされた、社員の給料をどうすれば上げられるのか、売上をどうすればそれが実現できるのか、その辺りを説明しようかと思います。
・利益から逆算して目標売上が決定するという原則が目からウロコでした。『良い質問はクライアントに閃きを与える』と教わってきたんですが、未来会計というツールは経営者にまさに『良い質問』を提供するツールだと感じました。
・利益≠お金 わかっていたつもりだが、今日は、より理解できました。
・ずっと疑問に思っていた利益が出ているのにお金がない理由が少しわかった気がします。なるほどと思いました。又、サイトは頭でわかっていても例を出してみると良く分かりました。
・ただ売上を上げるだけではだめ、現預金が多くあるからお金が沢山あるわけではない。個人、売掛、買掛のサイトを一歩間違えると大変なことになると気づきました。
・今までの習った事を反復する事で、少しずつ頭に入るようになって来ました。
・少し数字がわかってきた事、復習をもっとして行きます。
・売掛、買掛のサイトのバランス
・節税は3倍悲しい、というところが明確になった。
つねづね思っていた我が意を得た思いでした。
・お金が足りなくなる理由はなんとなくわかっていたが、深く考えた事はなかった。
・回収、支払いサイトの長短によって、お金が残る仕組みを損益計算書や貸借対照表を作って勉強できて、良く理解出来ました。
・会社の資金の流れ、特に『ずれ』があることが理論的、感覚的に分かった事が一番の気づきです。
・税金をはらったら、お金がのこる。
・損益計算書と資金繰りの違いが、とても良く分かりました。
税金に対する考え方もとても勉強になりました。
・買掛、売掛金のサイト確認。税金はしっかり支払う。金の使い方、計画を立てる。在庫管理して少なくする。現金は純利益と一緒にしない。何事も考える、行動する。
・節税はいき過ぎると逆に損をする、ということが実際に図を見て納得できました。
・経常利益と現金預金の増減がリンクしない訳。単純キャッシュフローの計算式。サイトA社とB社の違い分析。お金を残す行動。
・今回は最初からの出席で、全体的にスムーズに理解できました。
油断する事なく臨めたらと思います。
・借入金の返済額を確認します。売掛・買掛のバランスを確認します。共に意識せず経営していました。
・自社の決算書の中で一番よく分かっていなかった売掛・買掛の意味が分かった。
・お金を残していくには、どうすればいいか。売掛サイト・買掛サイト。回収と支払いのタイミング。納税は大事。
・キャッシュフロー、P/L、B/S
B/S経営の重要性と、計画の必要性に改めて気づかせていただきました。
B/S目標に対して、CFとP/Lを共に戦略を立てられるか、しっかりと考えたいです。
・PL、BS、キャッシュフローの関係性。入口が見えた気がしました。実務に落とし込みます!!
・少しずつですが、みえてきました。おもしろく、楽しい。
・より深く掘り下げた内容でした。今回は復習が必要です。(自分的に)
・初めて自社の決算書を目にして転記をしたこと。貸借対照表は社長の性格が出るということ。いい時も悪い時もあるということ。準備しておかなければならない・・・・。
・決算書上での数字の動きから考える → 見えるイメージをつかめた気がする。この気付きを『数多の反復』で成長させたい。当たり前に感じていたものが変わるイメージを持たせてもらえた良い講義だったと思います。
・普段から決算書になれておく必要性にあらためて気がつかせていただきました。自社を見ることはもちろんのこと、取引先をデータで知ることはとても重要だと思いました(社長の性格=B/S)。売上、限界利益、販管費、経常利益を文章で説明することも訓練が必要だと気がつかせていただきました。(遅れて参加させていただき、失礼いたしました。)
・ドラッカーの言葉「自分をわかってもらうために時間を使う」。実現するためにPL公開を必要かもしれないと感じているが、その為には社員のスキルUPが必要と思います。
・経常利益の大切さ
・逆算して売上がどのくらい必要なのかなど勉強になりました。売上は上げれば上げるほど良いとは思いますが、マイナスになる月もあるので逆算で考えていきたいと思いました。又、伝える事も大切だと思いました。
・経常利益から逆算していく考え方が良く理解できました。色々な費用を見直すよいキッカケになりました。ありがとうございます。
・経常利益の大切さや、どうすれば経常利益を残す事ができるか等のポイントがとても勉強になりました。PL公開を行うことで社員と共に目標に進んで行けると感じました。
本日も数字が楽しくなりました。
・数字の事が少しわかってきたので、良かったです。勉強頑張ります。
・反復の大事さが良く解りました。(何回も聞いていると覚えてくるので。)経営は利益の逆算である事の重要性。これを自分で理解し、社員にも伝えていかなければならない。
・利益感度分析の考え方が勉強になった。固定費と変動費は会社によって違う。
・利益感度分析の一端が理解できた。最初のB/Sの『どう調達したか』=右、『財産状況』=左
・何もしなければ何も始まらない。経営は結果ではなく、結果から逆算すること。
・経常利益の重要性、売上高、変動費、粗利益と固定費、それらの関係性。逆算によって見えてくる『何を上げればいいのか?』利益感度分析の手段の求め方等。
・利益の逆算の方法、利益感度分析、この二つはとても勉強になりました。すごく良かったです。
・利益を逆算するということを今までしたことがなかったので、新たな考え方、目標設定の仕方ができると思います。
・自社、変動費、固定費を把握したいです。前回、前々回を確認しながら目標を立てる。
・見積りを役立てるかなと思った。
・利益を出すための戦略知れたことが良かった。
・経常利益から逆算する。経常利益を増やす『4つ』の戦略。
経営者の仕事『意思決定』・・・決める!!
『率先垂範』・・・決めたらやる!!
・数字が先行しすぎて『何のために』『どうすれば』という過程や、根本的な意欲という大事な部分が抜け落ちていることに改めて気づきました。
・単価、数量、変動費、固定費のどこに注力すべきか、再確認できました。変動費率80%近くなので、注力する方法を『円』から行動して共有していきたい。
・経営は逆算。計算のやり方をしった!!
・自社の利益感度分析は発見がありました。
・経常利益をどのようにして上げていくか、考えさせられました。
・1回目の会計塾では、利益感度分析の所が苦手でしたが、数多の反復のおかげで今回は、まだすんなりとついていけてる。損益計算書公開はすごく恐いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!