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念のため、原文も。。。。
令和3年10月
『士業から中小企業のサポート業に』
汚い字で失礼します。
こんにちは。五代会計事務所の柳生です。私が税理士業界に入って一通りの作業ができるようになった頃、あるお客様に業績を説明した後に言われました。『それで、私はどうすればいいの?』と。一生懸命、決算書を作成すれば喜んで頂けると教わっていたのですが、求められていることは使い方に変わってきていると気づきを頂きました。でも、どういう使い方を知りたいのか分からなかったので、恥ずかしながら、経営者に聞いて回りました。これからどうすればいいのか考えたいとのことで、決算予測。銀行や社員に業績の概要を説明したいとのことで、月次決算や決算報告会。社員に数字に強くなって欲しいとのことで、社員研修。加入している団体で講師を探しているからやってくれで、分かるまで帰れない会計塾等々、求められる事に応じて私の業務は変化していきました。
昔あった肉屋、八百屋や魚屋はスーパーマーケットに変わりました。理由は、お客様が利用しなくなったからです。多くのお客様はそこに昼飯や晩飯を買いに来ており、それが一か所で叶えば気軽で便利な上、豊富な品揃えによる選ぶ楽しみもあります。しかも安ければ、どうしようもありません。この変化は業種を問わず起きており、税理士や社会保険労務士も同様だと考えています。従来のように先生商売をしていたのでは、AI化によりやがて仕事は縮小します。また、中小企業を取り巻く環境も変わってきており、すべての会社が変化を問われる現状において、私たち税理士も変化しなければ生き残れないと感じています。
物々交換から始まった経済は、お金の誕生によりカネモノ交換に変化しましたが、結局のところ、欲しいものと欲しいモノの交換に変わりありません。現在の状況に言い方に変えれば『お客様が欲しいものを欲しい価格で提供できるか?』です。お客様が欲しいものは何なのか?を確認する方法は、お客様に直接聞く、伸びている競合を調査するのが一般的かと思います。私たち五代会計事務所は、常にお客様の欲しいものを模索していきたいと考えており、その見付け方も役に立つものだと考えています。何より、『やったことしか人には伝えられない』が私たちの信条であり、自分たちがまず実践し、変化していくことで、この大変な世の中をお客様と乗り越えていきたいと想っています。
最後まで読んで頂き、ありがとございます。
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