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令和4年9月 強い会社

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観音寺市・三豊市を中心に活動している税理士事務所です。お客様の成長と拡大と安定に貢献するため、税金に関する知識はもちろんのこと、ややこしい経営数値を四国一分かりやすく説明致します。経営者の頑張りが加速する様に毎月の打ち合わせを大事にしたいです。

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令和4年9月
『強い会社』

汚い字で失礼します。
こんにちは。五代会計事務所の柳生です。強い会社とは、「利益を上げられる会社、財務体質の良い会社、資金力がある会社」と私は思っています。売上の増加率とか、社員数とか、会社の規模ではなく、まず利益です。その利益の指標となるのは、損益分岐点比率です。損益分岐点比率は業種を問わず粗利益と固定費のバランスを確認できる重要な指標です。損益分岐点比率の理想は80%以下です。目標として90%は欲しいです。90%に達していない会社はまず90%を目標にすべきだと思っています。紀元前から会社的なモノは存在し、これまでに1億社以上設立されていますが、今日までで一億社以上倒産していると思います。その原因の始まりは、業種を問わず、損益分岐点比率が100%を超えたというところからです。

利益が上がっていても財務体質の悪い会社があります。過去に過大な設備投資(自社工場、本社の購入等)や運転資金の借り入れ等々により借入金が過多になっている会社です。財務体質を判断する指標として、自己資本比率があります。資金調達のうち、自社で稼いできた資金の割合を示した指標です。自己資本比率の理想は50%、目標は30%です。自己資本比率を30%にするコツは、納税をして利益を蓄積することと、総資産を少なくすることです。自己資本比率10%以下の会社は節税に走らず、税金を払って10%超を達成した方が今後の経営がすごく楽です。節税する際は、税金の額を減らしたいのか?それとも手元の現金を増やしたいのか?をしっかりとお考え頂きたいです。また、不要な資産、使用していない固定資産や、回収が難しい資産等を処分することで財務体質を改善していくことができます。歴史が長い会社は特にです。それらは経営者の想いがあるものが多いですが、決断できるのは経営者だけです。

財務体質がよくても資金力のない会社があります。資金力とは、預金と借入金の差が大きいという意味です。預金のみ多くても借入金も多ければ資金力があるとは言えません。事業の継続を前提にすれば、会社の数字目標は、利益でもなく、財務体質でもなく、資金力となります。利益も自己資本も資金力のための手段です。資金力があれば、お金があれば、次の売上を生む資産に投資が可能です。それをまた利益として回収する。良い循環を作り、強い会社になって欲しいと思います。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

 
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